2008-12-16 |
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麦茶ポカリさんのツール・ド・おきなわレポート(レポート) |
麦茶ポカリさんのツール・ド・おきなわレポートを紹介します。 いつも楽しく拝聴しております。麦ポカです。「ツール・ド・おきなわ」に行ってきました。はじめてのロングライドとレース出場を体験しました。一年半ほど前にロードバイクを購入しましたが、自分自身がレースに出場するなど、思ってもみませんでした。実際に走ってみると、実に楽しい。少し遠いですが、特に参加型のイベントとして、ツール・ド・おきなわはオススメです。来年も、家族からのお許しが出れば(笑)、是非とも参加したいです。そして、市民レースで、もう少しだけ上位でフィニッシュしたいです。 また、メイン会場では、DekoさんとMUR師匠にもお会いすることができまして、楽しくお話させていただきました。本当にありがとうございました。今度機会がありましたら、是非とも、お酒を注がせてください。 PS. 以下は超長文ですが、レポート(?)です。 自分の備忘録としてメモを起こしましたので、あまり他人が読むようにできていませんし、読むだけでも疲れると思いますが、もしよろしければ、参考にしてください。 【やんばるセンチュリーライド(土曜日実施)】 ○感想 やんばるセンチュリーライド(189km)を「サイクリング」と考えていたら、予想をかなり上回るコース設定でびっくり。山あり谷ありで走り甲斐があるとは聞いていたが、走り甲斐がありすぎ。おそらく、完走率は50%あるかないかでは?本当に走り甲斐があるので、沖縄を存分に走りたいヒトには参加を薦められる。 なお、例年の状況は不明だが、天候がめまぐるしく変わる変わる・・・。真夏のような超炎天下灼熱地獄から、天地をひっくり返したような豪雨まで、天候が波瀾万丈過ぎ。豪雨の下り坂はかなり危険。天候がイケてなかったのが残念なところだ。 ○個人的記録 ・概略 結果は、スタートから10時間を経過しようとする、16:45分ちょっと前に、最終関門直前の約170km地点でリタイヤ。沖縄のために新調したDuroがパンク。足切りまで15分だったため、焦ってチューブを交換するも、空気を入れている最中にバースト。ここで完走への意欲が失せる。回収車に乗って、ゴール地点に向かったのですが、そこで目にしたゴール直前の坂も非常にキツそう。もしかしたら、パンクしなくてもリタイヤしていたかも 。 ・反省(ほぼ補給につきる) 正直「サイクリング」との認識しかなかったため、補給食をまったく持たずにスタート。必要性を感じたら、どこかで買えばいいと思っていたが、必要なときにコンビニがなければ、自動販売機すらない。足が動かず、初めてハンガーノックと思われる症状に陥る。 走りはじめは調子が悪くなかったため、最初の大きな坂を迎える手前の給水ポイントをパス。これが大間違い。空腹とのどの渇きを感じてしばらくして、人生ではじめて、目の前が暗くなり、めまいを感じる。さらに睡魔と異常なだるさにおそわれる始末。このときばかりは、ヤバイと感じて炎天下のコース脇で小休止。今後、知らない場所に行くときは、水と食料は多めに持参することが必須。 ようやくたどり着いた昼食ポイントでは、ドリンクをがぶ飲み。この時点で食欲はゼロ。食事はパスしようかと考える。そのとき、たまたま隣で休憩していた、ツール・ド・おきなわのベテランで60歳代後半と思われる、やたら元気なおじさんに「このコースはキツイですね」と問いかけたところ、「これから先は今までの何倍もキツい。メシは無理してでも全部食べた方がいいぞ」とのアドバイスを得て、半ば無理矢理胃袋に押し込む。あのアドバイスがなければ、夕方まで走るどころか、昼過ぎに早々のリタイヤになっていたかもしれない。 非常にキツかったが、終わってみれば、いい思い出。でも、来年もレースに出場するなら、余程の自信がない限りパスするのが無難。まちがっても、他人を安易に誘うことはやめておこう。 【市民レース50km(日曜日実施)】 ○総評 想像以上に面白い。スタート時はこれまた雨天で向かい風。集団走行の中では、まるで、前者が跳ね上げた泥水を飲みながら走るような酷い状態だが、それでも、向かい風を殆ど感じない走りは爽快。これが晴れであれば、さらに楽しめたことだろう。 わずか10km未満で千切れてしまって単独走行になったときの悲しみたるや・・・。とはいえ、順位は下位だが、制限時間内にゴールできたため、とりあえずは満足。レースの大半は「信号を気にしなくていい、単独サイクリング状態」だったけれど。 反省点は多数。スタート位置に並ぶのが遅延したのは失敗。次回は早めに並ぼう。 かなり後方からのスタートだったが、確か、くりらじさんで「初心者でもなるべく前に行った方がいい」と聴いた記憶があるため、安全上の理由もあり、最初に少し無理して、集団になんとか追いついた。この判断は正解。短い距離だったが、最初の集団走行がなければ、時間内完走できなかったかも知れない? この日は、前日に無理をした影響からか、空腹なのに吐き気を感じるおかしな状態。コンビニ&会場で、ゼリー系の食べ物を大量購入。たった50kmのレース最中にもウェアに忍ばせた3つを完食。それのおかげか、何とか走りきったような気がする。 レースのラスト数キロでは、調子がそれなりに戻り、まぁまぁ普通に走れるようになる。もはやレースというより、信号を気にしなくてよいサイクリング状態だったので、順位は気にせず、他人のコバンザメで楽に走り続けてゴールできる。 ○教訓 自転車のメンテは直前に念のため、ショップ点検してもらうこと。今回は、フロントディレイラーがレース中に不調に陥り、アウターに入れようとする度に何度もチェーンが外側に外れる始末。失敗を繰り返すうちに、「このアタリでシフトレバーを止めればきれいに変速できる」というツボがなんとなくわかったが、途中からフロントの変速を基本的に諦め、後半20kmくらいは、登りも基本アウターで走る。アウター&ローで、自転車がゴリゴリ悲鳴をあげているのは、精神衛生上まことに良くない。会場には前日にメンテナンスブースがあったので、レース前日にプロにみてもらえば、よりベター。 体調面では、疲れた上に、慣れないレースで悪天候。そのせいか、残り20キロを切った頃、水分補給しようとしたタイミングで、手からボトルがすべり落ち、水とボトルを失う。単独走行で後続がいなかったのが不幸中の幸い。危険回避と環境保全の観点から、留意すること。 私のレベルでは、前日のセンチュリーライドとのダブルエントリーは無謀。初日はクリテリウム観戦と観光に徹するのがいいかも知れない。 【その他】 ○雑多 ・Dekoさん、MUR師匠、いろいろお気遣いいただいた。お二人とも、分かりやすい服装。MUR師匠は、私のために、黄色い服を着ていただいたとのこと。お顔は覚えたつもりなので、次回以降はお酒(でなくてもいいが)を準備しておこう。 ・那覇空港の到着後、輪行袋から自転車を取り出していると、マトリックスの安原さん、松村さん(と思われる)に遭遇。プロ仕様のポンプで松村さん自らに空気注入していただく。 ・レース後、エキップASADAのブースで、レースに使用した自転車をさわる。ブレーキが右前だったことに少し驚き。タイヤの空気圧が想像よりも遙かに低かったことにさらに驚く。悪天候のため、タイヤの接地面を増やすことを意識したとのこと。メタボな私は、あの空気圧では走れない。 ・月曜日に那覇空港に自転車で向かっていると、58号線沿いで沖縄輪業の店舗を発見。フロントデレィラーをメンテしてもらおうと、店に入ると、昨日私が回収された車のドライバーさんと同一人物に遭遇。丁寧にメンテしていただいた。このお店には、シャカリキなどの自転車漫画が置かれていた。MUR師匠がくりらじでお話しされていた店舗か? ( MURより。その通りです・・・。とても参考になる参考になるレポートありがとうございました。) |
Posted by mur130 |
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